F5d6C3d3C4=虎系虎素虎定石。2009世界選手権準決勝10回戦黒高梨君対白M.ベルク 。8回戦でもキュピアル(白)のノーカンに対して、この対局の19.H2まで同じに打った高梨君の黒に、ベルクはキュピアルのh6「最善」に極微差の⑳c5と変えて打ちました。21.H6に22.e7以下E2d2の後、25.C1はe1よりやや損。26.f1もb4やf2に僅差の損。27.D1の次c2の時29.B1はB3やB6よりやや損。白の長方形は珍しいけれど、ここまで両者ほぼ互角。23.A6はC7に比べてかなりの損。30.g2の勝負手に31.B3はD7やB5,B6,C7などに比べてかなりの損。32.e1にB4a1のWLDを経て35.B6以下b2C6d7C7に40.g7もa2に比べ10石損で差は4石と急接近。しかし41.H1がC8より4石損でした。42.a2に43.b5とA3より2石損。44.a3に45.A4の後、46.a5と48.f8で計4石損の白に対し、47.D8は6石という決定的な損で、以下49.A6以下a7H8h7B7f2G1a8B8c8E8g8と終局まで最善でした。